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■地域概況

 空堀商店街界隈は大阪中心部でも船場・島之内の商工の町から少し南東へはずれ、長屋を中心に庶民の暮らす住宅地として形成されてきた町です。豊臣秀吉が大阪城を守るため城の南側に築いた外堀が、現在の空堀商店街付近にあたり、水を入れない空の堀だったことから「空堀」と名がついたと言われています。戦下の大阪空襲を免れ生延びてきた長屋が、東西800mにわたる空堀商店街をはさみ南北に密集する形で残されている、いわゆる裏長屋の多いまちです。実に多くの路地が張り巡らされていて、町の地形をよく知る私たちでさえ、いつ行ってもワクワクして楽しい場所です。
地域の人たちで大事に見守られる、祠やお地蔵さん、長屋先の水が打たれて風情の残る石畳やその石畳沿いには端正に育てられた植栽の瑞々しさ。「あの人らは空堀の井戸よ」と仲のいい男女の表現にされた深い井戸。少し歩けば、直木三十五の碑とともに、大きな榎木を御神木とする榎木大明神が祭られている情緒溢れる坂。そこは、落語の中でもよく登場する熊野路への出発点であり、また暗峠に通ずるという昔からの交通の要所。空堀商店街界隈は昭和初期のノスタルジックに溢れ、織田作之助「わが町」や「十軒路地」の舞台にも描かれた風景の数々が残さているところです。
しかし、その楽しさとは裏腹に建築基準法に適合しない=建物単体では建て替えることができない長屋の密集地域が抱える問題があります。老朽化した長屋を解体して「さら地」にすれば建築許可をされないため空地になったままの状態や又、亜鉛鉄板等で安易に修理された長屋もまた朽ちていくことを繰り返しているばかりです。中には崩れたままの長屋もあり、極めて危険な状態でもあります。歴史あり、古くからのコミュニティの残る、素晴らしい地域でありながらその長屋や空地は売買や賃貸にも応えにくい状態です。現在の老朽化して手を付けられない状況は、家主(地主)や地域全体にとって深刻です。

■設立経緯

  このような背景の中、平成13年に任意グループ「からほり商店街界隈長屋再生プロジェクト〜からほり倶楽部」を立ち上げ、からほりまちあーとを中心に様々なまちづくり活動を行ってきました。からほりまちアートは、この地域の長屋や石畳の路地など、まちの様々なスペースに、公募によるアーティストの作品を展示するイベントで、アートを楽しんでいただけるだけでなく、空堀界隈の風情ある町並みを散策して楽しんでいただけるイベントです。活動はまちの魅力の再発見につながるものとして、多種にわたり進めてきました。
そして、活動の一つの柱である長屋や町屋の再生活動を行ってまいりました。商店街を中心にした地域に残る町並みの魅力や空屋の活動を地域内外に紹介し、老朽化して危険度の高い空屋のリノベーション(再生)を促進します。また地域の橋渡し役として既存地域住民と新しい流入層とのコミュニティを円滑にするものです。そして、木造住宅密集地域課題でもある防災力・防災力の向上を目指し、他地域での汎用性のある先駆的なケースとして社会的な提案を行ってまいりました。
この活動を平成18年1月に企業組合として法人化いたしました。この組織化は、営利だけを追及する法人で無く、企業や個人が活動へ組合員として参画し企業協働がし易いことをメリットと考えたものです。会社名である「長屋すとっくばんく」とは、まちのカラーといえる長屋などを地域資源と考え、活用を考えようとの思いが込められています。こうした思いに則し、これまで以上に社会的責務のある立場として、更なるの飛躍を目指し、活動して行く志を示すものとなりました。

 戦災を免れ、古くからの長屋住宅が未だに残る下町の佇まいとそこに生活する高齢者が多くいる地域の現状から発案した都心では味わい難い木の温もりのある高齢者施設の計画です
  地域で永く商業を営み、時代の流れの中、地域と密着したサービス提供を志向する地元事業者による新規事業であり、自身の新規事業展開を前提としながらも、地域の高齢者を対象に、個々のニーズに沿った福祉サービスの提供を目指しています。 事業者は、別施設で介護保険法に基づくヘルパー養成講座を展開することも予定しており、そこでヘルパーとしての資格を得た主婦層の当該施設での雇用も視野に入れています。
  つまり、本事業は、@地域固有の景観形成に寄与する木造住宅ストックの活用、A地域資源を活かした商業者の新規事業展開による地域活性、B主婦層等の雇用による地域内雇用促進の三つのコンセプトの実現することをねらいとしています。